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不動産の専門家が見た「札幌大通西都心※1

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大通西11丁目交差点付近にて(2020年12月撮影)

専門家が見た札幌大通西都心※1

札幌駅前やすすきのエリアを庭のように愉しみ、緑の潤い、文化の薫りに触れることができる
「ブランズタワー札幌大通公園」が持つ立地の、本当の魅力とは。
不動産マーケッターとして長年、札幌の不動産市場を見つめてきた志田真郷氏に
西11丁目エリアが持つ、真の立地力についてお話を伺いました。

専門家が見た札幌大通西都心※1

まず初めに札幌が歩んできた歴史に目を向けてみましょう。
明治以降の街づくりの基本方針は、ご存知のように東西南北の条理(碁盤の目)で街をつくること。その基点は、大通や創成川(のちの石狩街道)などが交わる創成橋付近に作られ、札幌本府が置かれたことから始まったとされています。
そして、西側には石山通などの主要幹線道路がつくられ、周辺都市と繋がって発展してきました。行政や商業の都心機能は西側(西1丁目から10丁目)に集まり、以西は学校や病院などの公共施設が置かれていました。そして、さらに西20丁目以西は「円山」といわれる札幌郊外の住宅地が広がっていました。
「ブランズタワー札幌大通公園」の周辺地域となる西10丁目、11丁目には、裁判所(札幌控訴院)だった札幌市資料館や、北海道知事公館などの歴史的・文化的な建物が今も並んでいます。このように発展期に建てられた建物が街の形を整え、街の魅力や風情が住む人々に影響を与えてきたといってもいいのかもしれません。

札幌市資料館(徒歩8分/約590m ※2)
北海道知事公館
知事公館(徒歩15分/約1,210m ※2)

6エリア、5軸でつながる
未来を見据えた札幌都心。

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「都心における開発誘導方針の適用される区域」
出典元:札幌市ホームページ 都心における開発誘導方針(平成31年4月1日改訂)

次に現在の札幌都心は、どこからどこまでなのでしょうか。
札幌市が発表した「都心における開発誘導方針」(2019年4月)によると、都市機能誘導区域(都心)とされている地域は「都心強化先導エリア」、「都心商業エリア」、「創成イースト北エリア」、「創成イースト南エリア」、「すすきのエリア」、さらに「大通公園西周辺エリア」という6エリアで構成されています。そこに、それぞれのエリアを繋ぐ「軸」として東西南北に合わせて5軸が引かれています。
この6エリア、5軸で構成された街づくりが、新幹線が札幌駅まで延伸し、冬季五輪開催の地として世界に情報を発信していく札幌都心の未来設計図といえます。

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「ブランズタワー札幌大通公園」が
位置する
「札幌大通西都心※1」とは。

「ブランズタワー札幌大通公園」は、先ほどの札幌都心の開発誘導方針図で確認すると都心商業エリアと大通公園西周辺エリアの中間あたりに位置しています。
さらによく見ると「都心強化先導エリア」「大通公園西周辺エリア」「都心商業エリア」「すすきのエリア」という都心4エリアに囲まれた位置にあることに気づくのではないでしょうか。言い換えると、この4つのエリアへ歩いていける「ほどよい距離」にあるといえます。そして、それほど近くにに都心の基本機能の多くが集まっているともいえるのです。

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上記地図拡大図
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不動産マーケッター 志田真郷氏
不動産マーケッター 志田真郷氏

ここはエリアとエリアが交わり、
豊かさを育む「街境」。

この都心4エリアとほどよい距離に位置することには、いくつかのメリットがあります。ひとつは、それぞれのエリアが持つ機能が重なり合い、バランスよく緩衝する「バッファ機能」を持っているということ。そして、もうひとつがそれぞれの機能が混ざり合う「ハイブリッド機能」を持っているということです。
このように機能が異なるエリアの中間にある「街境(まちざかい)」には、こういったバッファ機能やハイブリッド機能が生まれやすいといわれています。たとえば、2つの海流が出会うところが豊かな漁場であるように、都市の様々な機能が出会い、交わり、混ざり合うことがエリアを豊かに育んでいくのです。そして、そこで様々な文化を担う人々や施設が生まれ、豊かなエリアとして育まれることが期待されています。
また、先に示した地図を振り返ると、札幌駅南口から大通界隈が札幌の「都心の中心」であるのに対して、「ブランズタワー札幌大通公園」の位置する西11丁目周辺は「都心の縁辺部」と捉えることができます。
この「都心の縁辺部」は、都市計画用語で“アーバンフリンジ”(=都市の「縁飾りのようなエリア」)といわれており、この”アーバンフリンジ”こそ、様々な都心機能をつなぎ豊かさを育むことができるエリアとして、これからの時代に期待されているのです。

ウィズコロナ・アフターコロナで求めらる
「ウォーカブルな街」。

国土交通省が令和2年8月に「社会資本整備重点計画の見直しに向けた方向性などを検討する有識者会議」でまとめた「新型コロナ危機を契機としたまちづくりの方向性」(論点整理・令和2年8月国土交通省都市局)では、これからの都市づくりに関して重要な指摘が行われました。その一部を要約してご紹介すると…

新型コロナ危機を契機に生じた変化

在宅勤務・テレワークの増加によって多くの時間を自宅で過ごすようになった。

今後の方向性

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身近にテレワーク拠点・カフェなど、仕事にも休息・余暇にも活用できる居心地のいい空間等へのニーズが高まる。                  

新型コロナ危機を契機に生じた変化

過密や、それに伴う不安で公共交通機関の利用者が減少。またテレワークにより移動時間が減少することで「時間価値の重要性」が強く認識される。

今後の方向性

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公共交通だけでなく自転車などをはじめとした多様な移動手段の確保と、過密を回避できるウォーカブル空間の重要性が高まる。

新型コロナ危機を契機に生じた変化

自宅での時間が増えるため、運動不足の解消、ストレス緩和などの効果が得られるグリーンインフラやオープンスペースの重要性が再認識される。

今後の方向性

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ウォーカブル空間とオープンスペースを組み合わせたネットワーク形成、公園・緑地などの柔軟かつ多様な活用への重要性が高まる。         

※ウォーカブル=walk(歩く)+able(〜できる)を組み合わせて作られた言葉。「歩くことができる」「歩きやすい」など地域環境の歩きやすさを表す概念。

これらを繋ぐキーワードが、要約の中でも紹介した通り「ウォーカブル」です。過密になりがちな交通機関に頼らず、歩ける行動範囲で生活が完結する。そんな「ウォーカブルな街」をつくることが、とりわけウイズコロナ、アフターコロナの時代には最も期待されている都市づくりのポイントとなるでしょう。
まさに、「ブランズタワー札幌大通公園」が位置する都心エリアの「街境」こそがウォーカブルな街。活気ある都市の賑わい、多くの公園が近くにある緑の潤い、知的好奇心を満たす文化の薫り…様々な機能が交わり合うことで生まれるバッファ機能やハイブリッド機能こそ、「歩いて暮らせる」ウォーカブルな街に必要なことだと考えられます。

これからの街としての期待したい
「ウォーカブルな街境」西11丁目エリア。

「ブランズタワー札幌大通公園」の周辺エリアとなる西11丁目界隈は「街境」として、「アーバンフリンジ」として、様々な都市機能が交わりあった魅力的な街です。たとえば、すすきのにはない「通」な飲食街、開拓の往時を思い起こさせる建築物、いつでも名作に触れられる文化施設…まさにハイブリッドな多様性やバッファ機能を物語るものなのではないでしょうか。
そして、その全てに歩いて出掛けることができるウォーカブルな街としてもまた、これからの時代にふさわしい「暮らしやすさ」を備えていると考えます。
このようにこのエリアは、これから先に待ち受ける変化の時代にふさわしい居住エリアといえます。札幌というアジアに誇る先端都市を眺めながら、細やかな文化や生活の豊かさを感じる新しい都心ライフが広がっていくことでしょう。
「ブランズタワー札幌大通公園」は、都心のタワーマンションであることはもちろん、時代の先を見据えたバランスの良さを兼ね備えた暮らしやすいロケーションにあると思います。ぜひ、チェックしていただきたい注目マンションです。

狸小路商店街(7丁目まで)(徒歩5分/約380m)
札幌市資料館(徒歩8分/約590m ※2)
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札幌市資料館前にて(2020年12月撮影)

不動産アナリスト 志田真郷氏 プロフィール

不動産マーケティング会社インフォメーション・システム キャビン代表。
雑誌編集者、住宅業界紙記者を務める。
北海道札幌市を中心に不動産、エリア分析及び講演活動などを行う。

札幌市資料館前にて(2020年12月撮影)

東急不動産株式会社 藤田修人
東急不動産株式会社 藤田修人

デベロッパーとして描く札幌都心への「想い」

「ブランズタワー札幌大通公園」は、プロジェクトのスタートから用地選定、コンセプト策定、設計方針、デザイン決定に至るまで変わらぬ「想い」を持って進められてきました。
プロジェクトに対する想いを、開発担当である東急不動産・藤田修人氏に聞きました。

開発担当の「想い」を聞く
フォワードスタイル株式会社 南部昌亮氏(左)、中村大輔氏(右)
フォワードスタイル株式会社
南部昌亮氏
フォワードスタイル株式会社
中村大輔氏

建築デザイナーが描く札幌都心の新しい風景

国内のハイエンドと位置付けられるプロジェクトに数多く参画するデザイナーの目に「札幌大通西都心※1」は、どのように映ったのでしょうか。
デザインを担当したフォワードスタイル株式会社の南部昌亮氏と中村大輔氏にお話を伺いました。

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定休日:毎週水・木曜日および第3火曜日(祝日除く)

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