MESSAGE-3
バイオフィリック
デザイン編
グリーンがもたらす豊かな暮らし
バイオフィリックデザインに
取り組む東急不動産
企画・制作:日本経済新聞社
Nブランドスタジオ
本記事は、日経電子版 広告特集
(2022年4月15日〜5月16日に掲載したものです)の転載です。
いま、マンションなど住宅の外構やインテリアに花や緑の植物を配することで、リラクゼーション効果を高めたり、在宅勤務での仕事の生産性を上げたいという志向が高まっている。緑を取り入れた空間デザインに取り組むパーク・コーポレーションの井上英明社長と、環境先進マンションを掲げ、積極的に緑化を推進する東急不動産の野間秀一執行役員が、緑や花、水などの自然とのつながりを積極的に取り入れることで生まれる、心豊かなマンションライフの未来を語り合った。
緑の記憶を共有する
快適な街と暮らしの創造
井上
今日は東急不動産が東京・豊洲で開発した新築分譲マンション「ブランズタワー豊洲」にお邪魔しています。敷地内の緑を借景にしたエントランスや広大な吹き抜けのホールにも驚きましたが、湾岸エリアの景色を一望できるところも素晴らしいですね。
野間
マンションの用地買収を企画するときいつも感じるのは、それぞれの土地には地域に溶け込んだ歴史や物語があるということです。その一つが緑です。もともとは畑だったり雑木林だったりしたところでは、地域のみなさんが緑の記憶を共有している。そこにマンションを建てるにあたっては、環境を保全し、あるいはその環境を生かさなければ、とうてい地元の方からのご理解はいただけません。

幸い、このブランズタワー豊洲は広大なオープンスペースを足元に確保できたマンションです。そこに樹木や草木をふんだんに取り入れ、開放的な公開空地とすることで居住者の方々だけでなく、地域の方々にも楽しんでいただける空間となっています。また地域コミュニティーの活性化にもつながると考えました。
井上
それは重要なことです。私たちパーク・コーポレーションは花や緑に囲まれた心豊かな生活を都市生活者に届けるブランドを展開していますが、その想いを言い換えれば「グレイをグリーンに」。都市の無機質でモノトーンな表情を、花や緑で彩り豊かに変えていきたいのです。

直線に囲まれがちな都市生活では、緑や花は人びとに癒しをもたらし、新たな街のにぎわいにもつながる。マンションにおけるグリーンの効用を語り合う二人。「ブランズタワー豊洲」のフォレストゲートにて。

緑の記憶を共有する
快適な街と暮らしの創造
野間
緑や花が人間に与える効用を井上さんはどうお感じになっていますか。
井上
自然界ってよく観察してみると、直線でできたものってほとんどないんです。ところが、人工空間はほとんどが直線の積み重ね。街で仕事をしたり暮らす人たちは、無意識のうちにこの直線というストレスに囲まれているとも言えます。それを和らげるのが、自然の曲線で構成される緑や花だと思うんです。

目でめでるだけでなく、花の香りで嗅覚も刺激されます。花弁や枝葉に触れることで新鮮な手の触感がよみがえります。同時に自然界は川の流れ、鳥の飛翔(ひしょう)、雲の動きなど一瞬も停止することなく動いている。そうした水や風の動きを建物や室内に取り入れることも効果的だと思います。近年はこれを「バイオフィリックデザイン」と呼んで、空間デザインの一つの流れになっています。
野間
ふだんから自然と触れあうためには意識的に自宅やオフィスに緑や花を取り入れる必要があるんですね。私たち自身がその感性を身に付けなければならないと、いま当社の本社オフィスを大胆に改修しているところです。うねったような曲線や鮮やかな緑に取り囲まれた新しいオフィスがこの秋には完成します。
井上
こうした緑のある暮らしという考え方はオフィスだけでなく、マンションにも適用できるものです。新型コロナウイルス禍がその必要性をあらためて認識させてくれました。この1、2年、花の業界では鉢物と花瓶の需要が大きな伸びを見せています。青山フラワーマーケットの店舗でも、今まで部屋に花を飾ることなんて考えもしなかったような、例えばシニアの男性が、うれしそうに生花や鉢植えをお求めになる姿をよく見かけます。在宅ワークが増え、一日中家の中にいなければならなくなったからこそ、その癒やしをグリーンに求めるのかもしれません。
「WE ARE GREEN」に込めた思い
環境先進マンションへ
井上
ところで、「BRANZ(ブランズ)」のテレビCMで、緑あふれる森の中で居住空間の未来を考えるというものがありましたが、そこで提示されている「環境先進マンション」というのはどういうコンセプトなのでしょうか。
野間
持続可能な心地よい暮らしと環境貢献を実現するため、新たな発想や仕組みを積極的に取り入れたのが環境先進マンション「BRANZ」です。

具体的には、本日のテーマでもある「バイオフィリックデザイン」に注力する考えです。緑の癒やしの効果に加え、植栽は時間が経つほど成長して景観や環境を良化するというサステナブルな面も持ち合わせています。鳥や虫が集まることで生物多様性にも貢献できるでしょう。

それ以外にも「脱炭素化」に貢献するため、2030年度までに「BRANZ」はZEH※を標準仕様化します。ゴミの再利用や環境に配慮した建築素材を活用する「サーキュラーエコノミー」も積極的に取り入れていきます。

※ZEH:「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称で、断熱や省エネルギーなどのエネルギー消費低減と発電によるエネルギー創出を総合して、年間の一次消費エネルギー量の収支をゼロにすることを目指した住宅。集合住宅であるZEH-Mには、Nearly ZEH-M(75%以上省エネ)、ZEH-M Ready(50%以上省エネ)、ZEH-M Oriented(20%以上省エネ)等がある。
井上
ちなみに私は最近千葉の館山に行くことが多いのですが、窓から眺める夕陽の沈む位置は季節によって変わることに気付き、毎日が楽しいんですよ。人間はやはり自然の周期とともに生きているんだなとあらためて感じますね。
野間
まさに自然と触れあう住宅ですね。せっかくの快適な住環境も、地球環境のサステナビリティを保証しない限り続かない。わたしたちがいちばん長く過ごす住宅こそ地球に優しいものにしたい。その思いでこれからも、空間デザインに自然要素を積極的に取り入れるバイオフィリックデザインで、住まう人の暮らしに快適性以上の価値をもたらす環境先進マンションを作り続けていきたいと思います。

上:地上48階建ての「ブランズタワー豊洲」は街の新たなランドマークだ。
下:井上氏の「parkERs(パーカーズ)」がデザイン監修などにかかわった「ブランズ市川レフィール」。
人工空間に自然を取り込んだバイオフィリックデザインは、これからのマンションのモデルケースになる。

井上 英明

パーク・コーポレーション 代表取締役
早稲田大学卒業後、ニューヨークの会計事務所を経て1988年、25歳でパーク・コーポレーションを設立。直線で囲まれた都会で暮らす人々に、花や緑のある生活を届けたいという思いから「青山フラワーマーケット」を始め、現在国内外で120店舗を展開。他にカフェ「青山フラワーマーケット ティーハウス」、フラワースクール「hana-kichi」、空間デザイン設計を手がける「parkERs」などを運営。

野間 秀一

東急不動産株式会社 執行役員 住宅事業ユニット 首都圏住宅事業本部長
1991年慶應義塾大学卒業後、同年東急不動産入社。マンション用地買収を手始めに、マンション開発事業に長く従事した後、CRE戦略構築やグループ会社連携をはかるソリューション推進事業などを担当。2021年4月から現職である首都圏住宅事業本部の担当役員を務め、札幌支店長も兼任。最近ではホテル、賃貸マンション、学生マンションなど運営型アセットも扱う。

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