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再開発事業完成予想CG

「Wood&Green」をテーマに、
十条がもつ温もりや安らぎと
呼応するデザイン。

再開発事業に携わる前田建設工業株式会社の十条プロジェクト設計責任者の森野氏に、
十条の街の印象と設計コンセプトなどについてお話をお聞きしました。

再開発事業に携わる前田建設工業株式会社の十条プロジェクト設計責任者の森野氏に、十条の街の印象と設計コンセプトなどについてお話をお聞きしました。

地元の人々、再開発組合の方々、
全ての人たちの十条への想いを形にしたい。

十条は、赤羽や王子よりも池袋や新宿に近く、非常にポテンシャルの高い街だと思いました。実際に訪れてみると、活気ある商店街、また若者が通う大学もあるなど、これからさらに発展する可能性をもった街だという印象を受けました。今回は地上39階建ての新しいランドマークをつくる事業になる訳ですが、再開発計画でもあり、街をつくるという責務もあります。地域とつながり、新しい人々も融合する、いわば街を再構成するプロジェクトということで、地元や再開発組合の方々と協議を重ね、携わる全ての方々の想いを形にする使命感をもって事業に臨みました。

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Architect

前田建設工業株式会社
執行役員 建築事業本部
建築設計統括部長 森野 聡

1964年和歌山県出身。1990年京都工芸繊維大学大学院修了。同年前田建設工業株式会社建築設計部入社。現在、同社執行役員・建築設計統括部長として様々なプロジェクトに携わっている。

コンセプトは、「Wood&Green」。
駅前に癒しや憩い、安らぎの場を提供すること。

設計デザインでは、街に息づく温もりを大切にしながら、地域の方々に安らぎを感じてもらえる建物であることを意識しました。そこから導き出されたのが、「Wood&Green」というコンセプトです。これに基づき、駅前広場に向かって開放的な雰囲気を演出するため、基壇部にはグリーンや木の要素を採り入れたデザインを構築し、街に開かれたオアシスのような空間をつくり、街と優しく呼応するように考えました。また、上層部では市松模様のバルコニーをデザインし、低層基壇には格子などをランダムにしつらえ、和の感覚もモチーフとして採り入れました。十条に暮らす人、訪れる人、さまざまな人たちの出会いを創出する仕掛けを用意し、子どもから大人まで多世代の人々の安らぎの場となるように考えています。

※掲載の写真は2021年8月に撮影したものです。
※再開発事業は、「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」の計画に基づくもので、今後変更となる場合があります。
※掲載の再開発事業完成予想CGは、計画段階の図面を基に描き起こし、敷地外の建物の大きさ・高さ等は航空写真・3次元都市データを基に描き起こし合成したもので実際とは異なります。フェンス・照明・雨樋・排水設備・室外機・排気口等、一部再現されていない設備機器がございます。タイル・石貼りの大きさは実際とは異なります。植栽は計画段階のもので、変更になる場合があります。葉や花の色合い、枝ぶり、樹形は想定であり、実際とは異なります。特定の季節・時期、または完成時期を想定して描かれたものではありません。計画地内及び周辺の周辺の建物・電柱・電線・標識・ガードレール等は省略またはライン等で表現しており、実際とは異なります。また、人物・自動車等はイメージとなります。予めご了承ください。
※掲載の情報は2021年9月現在のものです。今後変更になる場合があります。