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街に息づく温もりと、
新しい楽しさが融合して、
さらに魅力的な街になると
期待してます。

「十条」駅近くにある小規模保育園
「ちいはぐ・十条」代表の紀乃さんに、
保育従事者の視点での街の魅力をお聞きしました。

出会う人たちがいつもみんな笑ってる。
そんな温かみのある街の雰囲気が十条の魅力です。

もともと保育事業を始めたきっかけは、当初はまだ、家庭的で小規模な保育園が少なかったからです。2013年に「ちいはぐ・仙川」を開所しました。そこでの活動が評価され、実際に保育を見に来てくださった北区からも許可をいただいて開所したのが「ちいはぐ・十条」です。開所するにあたって、十条という街を何度も歩きましたが、この街で出会う人たちがみんないつも笑顔で優しいということが印象的でした。商店街のお菓子屋さんに行った際にも、何気ない会話をしていただけなのに、とても熱心にかき氷についてのこだわりを聞かせていただいこともあったりと、都会ではあまり見られないような温かいコミュニケーションが自然に生まれることも楽しいですね。また、私は以前から埼京線のことを「世界最強線」と呼んでいるのですが、十条から都心へのアクセスの良さも、魅力だと思います。

駅前に新しい施設もできるとのことですので、
子どもにとってもさらに良い環境になるといいですね。

再開発で新しい複合施設が誕生すると、さまざまな人たちが移り住まわれるかと思いますので、十条での子育てが“孤育て”にならないように、私たちがサポートしていきたいですし、この地に住む人々の優しさを考えるとそのようなことにならないと思っています。また、今回の再開発によって、歩道などが整備されると、より子どもたちも安心して戸外を歩けますし、高齢者の方もご不便が解消されて、さまざまな世代の方が恩恵を感じることができるのではないでしょうか。「ちいはぐ」も、今回の再開発プロジェクトも、“地域とともに”という同じ理想を共有していると思います。園、地域、そこに暮らす人たちがひとつになって子育て(子育ち)を支え、より良い街づくりができるといいですね。街に息づく温もりと、新しい楽しさが融合して、もっと魅力的な街になることを期待しています。

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十条はもともと、町内会なども多く、横のつながりがある場所だと思います。園で過ごしている子どもたちも、散歩しているときに商店街や街の人たちが自然に声をかけてくださるので、安心して戸外活動ができ、外に出ることが楽しいです。

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小規模だからこその、家庭と同じように子どもが安心して楽しく過ごせる保育園を目指しています。多様性が求められる時代だからこそ、自分の好き嫌いを知って、周囲と調和しながら主張できる子どもを育んでいこうと考えています。

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President

株式会社チャイルド・スマイル
代表取締役
紀乃 のりこさん

「地域で育み、ちいさなハグがあふれる街に」を理念に、子ども一人ひとりが「愛されている、大切にされている」と感じる小規模保育園「ちいはぐ」を運営。

※掲載の写真は2021年7月に撮影したものです。
※掲載の情報は2021年10月現在のものです。今後変更になる場合があります。