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プロフェッショナルに学ぶ

Vol.6 ベジタブル 日々を豊かに潤す旬の野菜。

日本には美しく移ろう四季があり、それは豊かな恵みをもたらしてくれます。
例えば生命力あふれる夏野菜や豊潤なる秋の実り…
そのときにしか味わえない旬の野菜には、さまざまな恵みが溢れています。

「旬」を知り、「恵み」を味わう。

いまやスーパーマーケットには一年を通して、さまざまな食べ物が並びます。食肉や加工品であればそれも不思議ではありませんが、野菜や果物までいつでも買えるのです。しかし、それが健康的な食生活に結びついているかといえば、必ずしもそうとは言えません。

例えばほうれん草。リーズナブルで栄養価も高いほうれん草が年中食べられるのはうれしいことです。でもそのほうれん草も、本来は冬の野菜。夏と冬のほうれん草を比べると、ビタミンCの含有量が3~5倍も違います。

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「それが“旬”ということ。栄養価が高い旬の恵みをいただくことは、お子さんやご家族の健康のため、そして女性にとっては美容のためにも大切なことです」

そう語るのは、ベジ活アドバイザーの生井理恵さんです。

「栄養価が高いだけでなく、旬の野菜にはさまざまな効果があります。例えばトマトなどの夏野菜には身体の火照りを沈める効果が、秋冬に旬を迎える根菜には身体を温める効果があります。また生産の手間も少なくなり、大量に収穫できればお値段が安くなるというメリットもあるんです。そして何よりも大切なのは美味しいということ。大地からたっぷりと栄養をもらった旬の野菜を、もっと楽しんでほしいですね」

では、旬の野菜の魅力を最大限に享受するためには、どのように食べ頃を見極めればよいのでしょうか? 美味しい旬の野菜の選び方を伺いました。

Keyword 01:カタチ

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    丸いものを選ぶ

    トマトのような球体の野菜は、お尻(果頂部と言います)から見て、真円に近いものを選びましょう。うまみが均等に行き渡っているとされています。

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    左右対称のものを選ぶ

    レタスやキャベツなどの葉ものは断面を見た時、葉脈が左右対称に延びているものを選びましょう。分かりやすいのはスーパーマーケットで、あらかじめカットされているもの。一目瞭然ですが、ゲーム感覚で新鮮な野菜が選べますね。

Keyword 02:重さ

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    おいしい野菜は重い

    キャベツは、大きさよりも「重さ」が重要。単純に手に持って重さを比べましょう。重いほど葉がしっかりと巻かれています。これはほとんどの野菜に言えることなので、迷ったら重いものを選びましょう。

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    レタスは例外

    レタスは葉と葉の間に適度な空気を含む隙間があって,ふんわりと巻いているものの方が、葉が柔らかく美味しいとされています。キャベツなどの一般的な野菜とは異なり軽いものを選ぶようにするといいですね。重いものは収穫していてから時間が経っている場合が多いので避けた方が無難です。

Keyword 03:色

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    アボカドは用途に合わせて選ぶ

    皮の色が緑の方が若く、暗褐色になるほど熟していきます。例えばディップにするなら黒に近いものでもいいでしょう。形を残したままサラダに使うなら、緑の方が向いています。またヘタ付きを選びましょう。ヘタが取れたものは、そこから酸化が始まっています。

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    レンコンは色の薄いものを

    秋の根菜の代表格とも言えるレンコン。皮の色がなるべく薄いものを選びます。時に赤っぽいものがありますが、レンコンの呼吸によるもので心配はありません。

ベジ活アドバイザー 生井 理恵氏
ベジフルビューティーアドバイザー、食育マイスター・ジュニア野菜ソムリエ。親族の病気をきっかけに食の大切さと野菜の素晴らしさに目覚める。野菜と果物が身体に果たす役割の大きさと食べることを楽しむ心の大切さを様々な世代に伝えるため、セミナー講師、コラム執筆、レシピ提供など多岐にわたって活躍中。

■ブログ「やさい美人塾」  http://ameblo.jp/rie-namai/