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プロフェッショナルに学ぶ

Vol.4 日本茶/一番茶 おもてなしの「間」を愉しむ。

お茶を淹れる。飲む。誰かと話しながら、あるいは、静かに一人を楽しみながら――。
そんな時間を過ごした後、自分の心に生まれる小さな変化こそ、お茶を飲む一番の醍醐味かもしれない。

新茶をいただき、新緑の季節を味わう

新茶(一番茶)とは、その年の最初に生育した新芽を摘み採って作られるお茶のこと。その特徴はなんといっても、若葉ならではのフレッシュな香りと、柔らかな旨味。はんなりと感じる甘さは、この時期に飲むお茶ならではの楽しみだ。

新茶がその後に摘まれる二番茶や三番茶に比べて甘いのは、ひと冬の間じっくりと養分を蓄え、春の訪れとともに一斉に芽吹く新芽に、甘味・旨味成分のアミノ酸が多く含まれているため。

淹れる人、飲む人の心を豊かにするのは、そんな独特の風味だけではない。「初物」である新茶を楽しむという特別な時間にも、贅沢を感じることだろう。若々しい香りをゆったりと味わいながら、新しい季節の訪れを感じたい。

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一番茶ご提供/「てっちゃんの茶工房」

太陽が燦々とふり注ぐ茶畑を持つ、静岡県牧之原大茶園の茶農家。肉厚で柔らかな新芽を育てることで、コクと甘みを充分に引き出した、味の濃い深蒸し茶を作りだす。

住所|静岡県牧之原市西萩間1160 TEL|0120-27-2043 
URL|http://t-chakobo.com/
先人の知恵を受け継ぐ「八十八夜」の茶摘み

立春から数えて88日目(5月1日~3日頃)を指す「八十八夜」。童謡で「夏も近づく八十八夜」と歌われているように、霜もなく安定した気候となるこの頃が、古くから茶摘みに最良な時期とされていた。品種改良が進んだ現在では、昔ほど時期にこだわることもなくなったが、八十八夜に摘み取られるお茶は、無病息災が叶う縁起物とされている。

ティーライフナビゲーター 金澤 木綿氏
日本茶インストラクター (NPO法人日本茶インストラクター協会)
日本茶道インストラクター (日本茶道塾)
NLPプラクティショナー (米国NLP協会)
NLPビジネス・マスター・プラクティショナー 
感性トレーナー/ 所属:研究員 (一般社団法人感性研究所)

1972 年生れ 岐阜県出身 静岡県在住
問屋・小売を学び、2 年間農業研修をしながら、業界全体の現場経験を積む。紅茶、
中国茶、世界のお茶を学び、ティーセミナーを開催することで、世界から見た
日本茶という視点を身に付ける。静岡県の農園とパートナーを組み、”農園茶の
認知と、お茶する時間の普及活動”の場として、お茶うけ屋を開始。
ホームページ http://ochaukeya.com/
ネットショップ http://ochaukeya.shop-pro.jp/
茶道と実践心理学と日本茶を融合した、自他とのコミュニケーションセミナー、
現代版茶道トレーニングを行う。
自分らしく、お茶を愉しむ。 春の薬膳「新茶芽料理」を味わう