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建築の美学

BRANZ 建築の美学-Vol. 1-「ブランズ麻布狸穴町」

目ざしたのは、この地にふさわしい“格”を生み出すこと。

ブランズの建築美学を紐解くために選んだプロジェクト、それは、麻布エリアの深奥に誕生する「ブランズ麻布狸穴町」です。国際都心の只中にあって、豊かな緑と閑静な邸宅地の佇まいを残す麻布狸穴町。建設地は、半世紀にわたって守られてきた東急不動産の秘蔵の地。この類い稀な舞台で、どのような建築を目ざすべきか。その答えを出してくれたのは、邸宅建築の第一線で活躍するアーキサイトメビウスの今井敦氏でした。

「このあたりは歴史のある建物や各国大使館などが所在する“風格”のあるエリア。そんな場所にふさわしい“格”を持つ建物にしたいと考えました」。高級でも、モダンでも、奇をてらうことでもない、それはまさに麻布狸穴町らしいものといえます。「その場所に、どれだけ長く“矛盾がない存在”としてあり続けられるか。それが、住む方にとっても、街にとっても、揺るぎない価値となる最善かつ唯一の方法なのです」と、今井氏は言います。


デザイン監修アーキサイトメビウス株式会社 代表今井 敦
日本の建築界を代表する建築家のひとり。都心の高級邸宅地におけるハイグレードマンションを数多く手がけ、その「空間に静寂を求める」設計・デザインが高く評価されている。平成4年、アーキサイトメビウス株式会社を設立。グッドデザイン賞を3度受賞。

細部へのこだわりを積み重ねて、全体の上質を創り上げる。

“格”を具現化するためにこだわったのは、「和」と「石」です。車寄せに大きく張り出した庇、意匠としての格子、孟宗竹の風流な緑。エントランスまわりに散りばめられた「和」のエッセンスは、私たち日本人に時代を超えた普遍的な美を感じさせます。外壁や共用部を彩る「石」は、今井氏が自ら海外へ足を運び、色をチェックし、実際の並び方まで考慮して選んできたものです。
専有部においても、内装材を厳選したのはもちろん、扉の素材や蝶番のあり方、照明の光の反射など、細部にまでこだわりが息づいています。なかでも徹底しているのが、形状も色彩も極力“フラット”であること。「住空間のデザインは主張するものであってはなりません。それは、住まう方が完成させるべきもの」だと、今井さんは考えているからです。
ひとつひとつの上質にこだわり、余計なものはひとつひとつ排除する。そうした積み重ねによって、「ブランズ麻布狸穴町」の共用部や専有部には、麻布狸穴町という場所柄にも相通じる「静寂なる空間」が生み出されているのです。


ブランズの到達点を描くフラッグシップマンション「ブランズ麻布狸穴町」
昭和36年、革新的なマンションとして誕生した「麻布東急アパートメント」の跡地を継承する、ブランズシリーズのフラッグシップマンション。麻布狸穴町全体の5分の1を占める4,600㎡超もの敷地に、次なる半世紀に受け継がれてゆく、「長期優良住宅」に認定された全140邸をお届けします。※40EA typeを除く

すべては、1枚のスケッチから始まる。

今井氏の建築デザインは、1枚のスケッチが出発点。頭の中に浮かんだイメージを、まず紙の上に描き、それを基に実際のデザインが始まります。具現化へのきめ細かな検証を重ね、取捨選択を繰り返し、膨大な手間と時間をかけて、建物という具体的な形へと完成させていくのです。

Common Spaceに見た「静寂の美学」
Private Spaceに見た「納まりの美学」