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vol.09 DIYで楽しむ〜書斎

2004年12月01日

Vol.09 DIYで楽しむ〜書斎
Photo-01
都会派のハイディング・スペース
書斎は都会に住む人にとっての「ゆとり」の空間。あえて確保するスペースだからこそ、思う存分カスタマイズしてみたいものです。オフィス・ビル街に公園があり、お気に入りのカフェがあるように、都会派の住まいには“ハイディング・スペース”としての書斎が必要なのではないでしょうか。
都会派のハイディング・スペースには、きっと、そこにしかない時間が漂っているはずです。それは住む人の「リズム」。外界のそれとは違う、プライベートな時間のストリームといってもよいかもしれません。
デスクへのこだわりから始める書斎 Photo-02
書斎を構成するものとして、デスクは欠かせないアイテムのひとつ。「どういう書斎にするか」を考えるとき、インテリアの全体をイメージしていくことは困難なことかもしれません。そういう時には、まず「どういうデスクを置くか」から始めると意外にスムーズに自分らしい書斎の全体像が見えてくるでしょう。重厚な木製のアンティークなのか、明るめの木をつかったデザイナーズ・デスクなのか、金属パイプ足の機能的なデスクなのか…。誰もが自分好みのデスクがあるはずです。もちろん、自作のデスクという選択肢があってもよいでしょう。次は椅子です。デスクとの相性から選んでもよいですし、また、まったくデスクとは
切り離して座り心地を追求してもよいのです。この2つが決まってしまえば、それに合うアイテムを追加していくだけ。これは、例えば1枚の板から何かを作るというようなDIYではなく、書斎全体を創りあげていくという、なかば精神的なDIY作業です。時間をかけて、思いのままに創造していく喜びを味わってください。好きなものへの限りないこだわりと探求心、それは都会に住まう人の書斎づくりで、もっとも重要なスピリットです。
書斎のある都会派の一戸建て
書斎は客人が入り込むことを前提としない、完全なプライベート空間。同居する人に対してさえも開かれていません。つまり書斎は、一戸建てのオーナーだけのシークレット・プレイスなのです。書斎に繰り広げられる世界は、ときに古地図がいざなう十三世紀のヨーロッパかもしれませんし、イタリアの歌劇が導くパリの新オペラ座、そして独創的なアートを生み出した画家のアトリエかもしれません。何気なくおかれた彫像でも、意図的に据えられた祭壇でも、そこには、書斎の住人にだけに開かれた世界が広がっています。オーナーだけに許された世界がある書斎。それは都会の一戸建てだからこそ実現可能な最高のぜい沢といってもよいかもしれません。