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vol.08 「外観デザインの演出」

2004年11月01日

Vol.08 「外観デザインの演出」
Photo-01
家の顔でもある“外観”づくり
家を建てる時にはもちろん“住まう人にとって暮らしやすい家である”ことが大切です。しかし、だからといって外観デザインを無視するわけにはいきません。優れた家は外観にもこだわりがあります。そこにはもはや、住む人の哲学が表れるといってもよいでしょう。歴史的建造物や、公共の建物の外観がデザインされるのと同様に、一戸建住宅も住む人が自由にデザインしてよいのです。アーティスティックな近代建築にするのか、古き良き“和”の趣を大切にするのか、まったくオリジナルのデザイン・テイストを追求するのか、住む人の数だけ外観デザインがあるはずです。
自分らしさが生きる街に暮らしてみたい Photo-02
あなたが好きな街並みは、すなわち、あなたの感性を受け入れてくれる街だといえるでしょう。「住んでみたい街並み」つまりは、その景観にとけ込み、なおかつ自分を主張できる家を考えると、必然的に家の外観デザインがイメージできます。“都会”と一口に言っても、都会には顔の違ったさまざまな街があります。都会に直結したパークサイド、ダウンタウンを見下ろす丘、伝統家屋が残る下町、洒落た店の多いハイソな住宅街、ベイサイドやリバーサイド…。それぞれの街にふさわしい佇まいがそこにはあるはずです。あなたが暮らしたい街はどのような街でしょうか。そして、あなたの感性に合った街はどのような街ですか。当たり前のことですが、都会派の戸建ては街選びから始めたいものです。
外観で主張する都会派の一戸建て
住む家の外観を演出することは、そのまま街並みをデザインすることです。「街並みをデザインする」というと大げさな話に思えますが、知らず知らずのうちに誰もが実践していることなのです。フェンスや生け垣、前庭の色とりどりの草花、アンティークなエクステリアなど、それらのどれをとっても街並みを形成するのに欠かせない要素です。海外だけでなく、今住んでいる街以外の街を訪れた時、私たちは「街並み」を強く意識します。花々が咲きこぼれる石造りの家々が建ち並ぶ街、木造の家が連なる路地の入り組んだ日本的な街並み、芝や緑がゆったりと植えられたドライブウェイをのある邸宅が建ち並ぶ街…。そこには住む人のライフスタイル、歴史、美意識、哲学さまざまな思いが込められています。家が完成し、そこに住み始めてからも、家の内部同様、家の外観は維持され演出も変化していくことでしょう。夢は広がり、そして続いていきます。外観に主張を込める。都会派の戸建てはそうありたいものです。