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vol.07 テラス・デッキで過ごすひととき〜アフタヌーンティー編
2004年10月01日
テラスデッキのよさは、室内の居住空間から続いているところにあります。それは、テラスデッキが使い勝手的には室内空間でありながら、アウトサイドに位置するとい う特別の空間であるからです。この際、便宜的な機能スペースにとどめず、テラスデッキは精神的にスペシャルな空間として活用したいものです。午後のとっておきの時間には、アフタヌーンティーを愉しめます。都会の喧噪を逃れさせてくれるような隠れ家的な趣向もよいですが、通りの賑やかさを感じながら、オリジナルブレンドの思い思いの紅茶を楽しむ…。アフタヌーンティーを楽しむための「テラスデッキがある家」で、このようなくつろぎのひとときを演出してみるのもまた、素敵な時間の過ごし方です
アフタヌーンティーは、19世紀半ばに英国で始まったと言われています。当時の食事といえば、ボリュームのある朝食と夜8時のディナーの一日二食でした。そこで、第七代ベッドフォード侯爵夫人は、午後の空腹を満たすために?召使いたちが休憩時間から戻る午後5時に、紅茶と数種類のお菓子を運ばせるようにしたのです。これがアフタヌーンティーの起源であると言われています。その後アフタヌーンティーは貴族の間で社交の場として発展していき、ティー・パーティーの形式をとるようになり、現在に至っています。それではさっそくご自宅でのアフタヌーンティの愉しみ方をご紹介していきましょう。まずテーブルクロスは、レースや刺繍の入ったリネンの素材などを選び、テーブルにスペシャル感を演出します。さらにお気に入りの特別な陶器や、銀器のティーセットを用意します。さらに、アフタヌーンティーに欠かせないものといえば、何と言っても、おいしいお茶とお菓子ではないでしょうか。お茶は特に、イングリッシュティーだけとは限りません。「紅茶のシャンパン」と言われるダージリンティーをセレクトするのもオススメです。お菓子もスコーンのほか、お好みのものを組み合わせて楽しむことができるでしょう。例えばレーズン入りのスコーンや、フルーツのタルトなど手作りでこだわってみても素敵です。一人ゆっくり過ごすアフタヌーンティーもよいですが、気心の知れた友人を呼んでのティーパーティーならば皆さんでくつろぎのひと時を過ごすのもまたよいですね。アフタヌーンティーで過ごす都会のテラスデッキは、癒しの空間にも、ちょっとした社交の場にもなります。
テラスデッキは室内空間から続く居住空間という性質から、内向きの顔、外向きの顔 の両方で自分流を愉しめる空間です。テラスデッキをどのように活用するかは、そこに住まう人の感性の数だけあります。都会の一戸建てを持つことを考える時、まず最 初にどのようなテラスデッキを持ちたいのかを決めることから始めてみてはいかがでしょうか。そこにはもっともっと、自分らしい空間が広がることでしょう。