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vol.05 ガーデニング

2004年08月01日

Vol.05 ガーデニング
Photo-01
景色を造形する都会の庭
世界中の画家たちが、心の中、あるいは記憶の中の風景をキャンパスや絹の上に再現するように、庭づくりはそこに住まう人が自分の心象イメージを形として再現する作業でもあります。家の外側から、あるいは中から見える景色創りは家造りの重要な要素です。イメージが現実に造形され、雨に打たれたり、光を浴びたりしながら、時が変化をもたらし、 その景色は年輪を刻んでいきます。借景ではない「景色」をまるごと創る醍醐味。これは、戸建てならではの特権なのかもしれません。
庭作りから始まる「家づくり」 Photo-02
そろそろ、家に合った庭づくりではなく、イメージした庭にフィットする「家づくり」というものが選択肢として出てきてもよいかも知れません。手水鉢や竹垣がある庭と調和する和の家づくりでもよいですし、アプローチのドライブウェイは芝や色とりどりの草花を植えた英国テイストの家に、といったような、庭を含む家全体の雰囲気を考えた家づくりです。都会で一戸建てを持つなら、この際、造りたい庭ありきの家造りで、あなたにふさわしい住まいを実現してください。
年間を通して発見のある庭づくりを
四季をとおして楽しめる庭は素敵です。けれども、四季折々の花や樹木を、常ににぎやかに咲かせるためには、それなりのお手入れも必要になってきます。そういったことにだけとらわれた結果、欲張り過ぎて息切れしてしまう、といったケースも見られます。そこで、まずは春夏秋冬で一つずつ変化していく庭を実現してみてはどうでしょうか。さらに庭づくりだからといって、誰もがガーデナーになる必要はありません。例えば、休日はバックヤードの石のテーブルで趣味の模型作りをする、そういった自分の時間を過ごす空間を演出する、ガーデニングもあるでしょう。 庭という「部屋」にどういう意味を持たせるか。それは人の数だけあります。子どもと遊ぶ、ペットとの触れ合いの空間、時には書斎になったり、大人たちの社交場になる…。右ならえのガーデニングではない庭造りで、いつも何かを発見できる、癒しの空間を実現してください。それが都会に家を持つ人の庭づくりです。